インプラント費用についての考察|目黒の歯医者
インプラント 費用につい ての考察➀
「安かろう悪かろう」ということわざがあります。
その意味は安いものにはそれなりの意味があり、品質が劣っている可能性が高いという考え方を示します。
嫌な表現になりますが、通常「安い」「高 い」はその事柄(ことがら)における「相場」から感じられる場合と、その人の生きている「社会的階層」のいずれかによってその個人の頭の中で決定されます。
大抵の個人はこの「高い」「安い」をかなりのショートスパンで条件反射的に感じてしまいます。(実はあまり深くは考えずに・・・)
つまり中長期的な判断は出来ずに、コストパフォーマンスの低い決断を選んでしまう傾向があります。
その点を踏まえた上で、まずは歯科インプラント治療の「費用」という部分に絞ったお話をしたいと思います。
インプラント費用についての考察②
インプラントの費用は、 インプラントそのものの費用だけであれば決してそこまで高額にはならないかと個人的には思います。
確かにインプラントそのものを十全な状態で管理(大抵のインプラントはチタンもしくは チタン合金で出来ており、とても酸化し安い為、それを防ぐ為には窒素ガスのケースに密閉します。
全てのメーカーがそこまでしてい る訳ではありませんが・・・するならば、その価格帯(歯科医院のインプラント自体の購入価格)は更に高騰してしまうでしょう。
また、インプラントドリルはその太さと長さが数種類がラインナップされており、細いドリルから埋めるインプラントに合った太さのドリルに順次変更し、使用します。(ドリルは1本の値段は数万円かかり、20世紀に活躍されていたある大御所の先生は、ドリルは滅菌しただけでは次に使用する患者に悪影響が出る可能性を示唆し、使い捨てにしていました。)
インプラント費用についての考察③
考察②に引き続き、 インプラント埋入から歯をつくるまでの、 その費用について考察していきます。
インプラントを植える土壌は当然、お口の中の骨(歯槽骨)になります。
骨の厚みや骨密度、骨髄の組成、 神経や上顎 洞(蓄膿症になると水が溜まる部分になります)の状態を分析するために大抵の場合、 CT 撮影を行います。(歯科用CTの販売価格は大体 1200万円前後になります。)
植える部分の骨が十全な状態な事はほとんどなく、(抑々十全な状態であれば、インプラント治療は必要ありません。) 多かれ少なかれ、造骨のステップが良心的なクリニックであればあるほど必要になってきます。
造骨の手段は20世紀の時代であれば自家骨(大抵その患者さんのお口の中の骨が比較的採取しやすい部分から削り取ったもの)をボーンミル(骨を細かく砕く道具)で砕いたものを移植します。
現在ではメインのやり方としては、 人工骨(骨補填材)もしくは、 コラーゲン膜を利用した造骨が行われています。
このコラーゲン膜と人工骨が、 やはり値が張り、特に骨に置換が確認されている人工骨は購入費用に数万円かかってきます。
インプラント費用についての考察④
これまでの考察のなかではインプラントを埋入する最低限の部分のご説明をさせていただきました。
実際にはこれ以外にも必要な外科器具、 生体モニター、 静脈内鎮静法に必要な薬剤、 麻酔科医の手配などに様々な費用がかかってきます。
その後、インプラントが骨に定着後、上モノの製作に入り、ステップごとに技工料金がかかってきます。
この様に通常の保険治療やむし歯治療と比較して数倍のステップが存在し、その都度、費用が加算していきます。
ここまでの説明をご覧になられて、 みなさんはどの様な感想を抱いたでしょうか?
宜しければ、 インプラント 費用についての考察①に戻って再度読み返してください。
インプラントにお持ちいただいていた疑問の解決の一助になると幸いです。
