入れ歯の選択とその違い①|目黒の歯医者
こんにちは。目黒山手通りスマイル歯科 院長 小堀徹です。
本日は“入れ歯”についてお話させていただきます。
日本の入れ歯の歴史は古く、室町時代までさかのぼります。
当時は木庄義歯(もくしょうぎし)と言われるもので、その名の通り木を削り出した入れ歯を”位の高い方たち”の間で使用されていました。
江戸時代になると蜜蝋で型を採った吸い付くタイプの入れ歯を、やはり位の高い方たちや著名人たちにより使われる様になりました(杉田玄白ほか)。
現代になると、型の採り方(型採りの材料やその方法)やタイミング、基本的な設計や入れ歯に使用される材料の違いe,t,c,と様々で(自由診療の入れ歯に限りますが…)その事に作り手側が迷う事はまず無いのですが、作られる側としては何を基準に選べば良いか?と迷われる?事かと思います。
以前、コラム”インプラント費用についての考察“でも書かせていただいたのですが、多くの方々が中長期的な判断をせず、コストパフォーマンスの低い選択をしてしまう傾向にあります。
その辺りを踏まえた上で、このシリーズでは作られる入れ歯の違い(その差)をお話出来ればと考えております。
私が歯科医師として若輩の頃に入れ歯の技術を教わった先生方が自由診療のみの入れ歯の製作を行っていた為、私自身も自由度の高い(多種多様な設計が出来る)義歯製作をベースにお話したいところです。
ですが、皆様が知りたいポイントがその辺りと重なるか疑問のあるところなので、まずは私的には馴染みの薄い保険の入れ歯の話をさせていただければと思います。
保険の入れ歯は当然のことながら点数制でその製作に関わる合計点数×10円がその入れ歯の総額になります。
私は1992年に歯科医師になりましたが、経営者目線で、その金額が技工料金、材料費、テナント料金や人件費の時間単価などをPay出来た記憶があまり無く、採算性の疑わしい?カテゴリーに分類されます。
つづく
